現実逃避。

2001年4月5日
自白。ひき逃げ犯が捕まった。

「あたったのには気づいたけど、倒れたのには気づかなかった」
というのが最近までの報道だった。

ニュースを見てたら3月12日の事故現場が映って、血の海だった…あんなのテレビでよく流すな…。胸が気持ち悪くなった。他人事だからみんな平気なんだという事の方にムカついた。

「からかわれたのにムカついて驚かせようとしてバイクを転倒させてしまって、怖くなって逃げた」
今度はそんな事をいっている。なんか、彼、嘘だらけだ。
その言葉を信じる気になれない。からかったりするような幼稚な遊びはしない。何か勘違いはしたのかもしれないけど。

人を死なせた事を認めたくないというのは、なんとなくわからんでもない。人ふたり死なせたら、それは焦るだろう。
許さないわけじゃない。認めたくないというのなら、しばらくは現実逃避してくれても構わない。

ただ、何十年後に犯人達が人生を生き抜いて死ぬ直前、少しでも彼らの事を思い出してほしい。
予測できて死ぬ自分。予測も出来なかった死を受け入れた彼らの事。その差は、計り知れないほど大きいという事に気づいてほしい。

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